屋根・外壁の塗装・補修タイミング

お家の外壁や屋根の塗装・補修をいつすれば良いのか、適切なタイミングがよくわからない、という方は多いかと思います。
ここでは、外壁と屋根の種類ごとに塗装や補修をするべきタイミングをご紹介していきます。

塗装の必要性〜なぜ外壁・屋根塗装は必要なの?

皆さんは塗装についてどうお考えですか。 塗装は家の美観維持のためだけと多くの方が思われているかと思います。 しかしながら、塗装は美観の保持以外にも外的要因【雨、風、紫外線】からの攻撃からお家を守り お家の寿命を長く保つための重要な保護剤的役割があります。 皆さんがお住まいになられているお家のほとんどの壁材、屋根材には新築時に塗装が施されており、 塗装がもし施されていない状態でしたらあっという間に劣化が進み大規模な修繕が必要な状態になってしまいます。 ここでは外壁ごとによる塗装のタイミングとご自身で判断できるポイントをご説明していきます。

参考: 塗料ごとの塗替えの目安
塗料 目安年数
アクリル 3~5年
ウレタン 5~8年
シリコン 8~12年
ラジカル 8~15年
フッ素 13~18年
無機 13~18年

※あくまでも目安になりますのでお住まいになっている環境や壁材により異なる場合があります。

塗装せずに放置するとどうなるか

屋根
外壁
コーキング

このような状態になると、雨水が隙間に入り込み雨漏りや大きな不具合に発展する危険性が高くなってしまいます。 大きな不具合が発生すると、塗装だけでは済まなくり予想以上の出費にも繋がってしまいますので このような状態になる前に、ご自身でできるセルフチェックを行いご自宅の状態を確認しましょう。

外壁塗装のタイミングとセルフチェック

チョーキングのような外壁に共通して起こる劣化現象の他にも、外壁の種類ごとに様々な塗装のサインがあります。 セルフチェックの内容はどれも簡単なものばかりなので、ご自宅の外壁にこのような現象が起こっていないかチェックしてみてください。

モルタル

チョーキング(白亜化)

外壁を手で擦ってみて左記のように手につく場合、塗膜の効果が低下し外壁の塗膜劣化が発生しています。

クラック

細かいクラックの場合は緊急性が低いですが、画像のような大きなクラックは補修の必要の可能性が高い状態です。

剥がれ

塗膜が剥がれる理由はいくつかありますが部分的にこのような状態になっている場合は注意が必要です。 他の場所にも剥がれがあるか確認しましょう。保証期間内なら施工会社に問い合わせて確認してもいましょう。

サイディング

チョーキング(白亜化)

外壁を手で擦ってみて左記のように手につく場合、塗膜の効果が低下し外壁の塗膜劣化が発生しています。

コーキングの劣化

コーキングの劣化により割れがある場合はそこからボードの内側に水が浸入する可能性があるため、注意が必要です。劣化が激しい場合は補修を行いましょう。

剥がれ

塗膜の防水性やコーキングの劣化などからサイディングボードが水を吸い込み膨張と乾燥を繰り返す事によりボードが変形してしまっています。早めのメンテンナスが必要です。

ALC

チョーキング(白亜化)

外壁を手で擦ってみて左記のように手につく場合、塗膜の効果が低下し外壁の塗膜劣化が発生しています。

コーキングの劣化

コーキングの劣化により割れがある場合はそこから内部に水が浸入する可能性があるため、注意が必要です。劣化が激しい場合は補修を行いましょう。

クラック

深いクラックによりALCの内部に水が入り錆が発生する可能性があります。クラックが深い場合はメンテナンスか塗装業者による点検をお勧めします。

苔、汚れ

ALCや窯業系サイディングは苔が生えやすく、特に北側の1階部分など日の当たらない場所に生えてくることが多いです。この苔や汚れが落ちづらくなったら注意が必要です。

屋根塗装のタイミング

屋根は外壁に比べ見えにくい箇所のため、セルフチェックを怠っているといつの間にか損傷が広がり大規模補修が必要になった、ということになりかねません。 日本で一般的な屋根の種類ごとに塗装のサインをご紹介するので、これを参考にご自宅の屋根を定期的にセルフチェックするようにしましょう。

参考: 日本における屋根素材の割合
※粘土瓦は基本的に塗装は必要ありません。

スレート(別称;コロニアル、カラーベスト)

築8年以上経っている

築8年以上経っていると、スレート屋根は劣化症状がではじめます。 なぜなら、スレート屋根は新築時に塗装されていますが、屋根は外壁以上に、 太陽の紫外線や雨、風にさらされているため、 年数が経つにつれて、表面の塗装が劣化してくるためです。 家の「傘」でもある屋根に劣化症状がでてくるということは、 家の中に雨が入り始めることになります。 築8年以上経っている場合は、傷んでいる可能性が高いので、専門業者に点検してもらいましょう。

表面が色あせている

スレート屋根の色があせてきたら、塗装の時期が来ています。 なぜなら、「色あせ」の状況は屋根の表面塗料(水をはじく防水効果)がなくなってきている証拠だからです。

コケが生えている

スレート屋根にコケが生えてきたら塗装時期が来ています。 コケが生えるということはスレート自体が水を吸ってしまっているということなので、早めの塗装が必要です。
屋根と屋根のすき前にコケが生えると、水が常に溜まっている状態になり雨漏りの原因になります。 「コケが生える」という状況は水はけが悪くなっている証拠であり、さらに「苔(コケ)」そのものは水分を吸収して蓄えるため、 ますます屋根は水を吸う状態になり、状況が悪くなります。屋根にコケを見つけたら、早めに塗装しましょう。

屋根が割れている

スレート屋根が割れてしまっていたら塗装が必要です。スレート屋根は、和瓦に比べて非常に軽く、 形や模様もバリエーションが豊かなため、屋根材でもっとも主流になっています。しかし、その半面、薄い板のため、屋根がもろくなると割れやすくなります。 スレート屋根が割れてしまうと、内部の防水シートに直接雨や風などが当たり、劣化してしまうので雨漏りの原因になります。 雨漏りしてしまうと、塗装ではなく新しい屋根に葺き替える工事が、必要になってしまうので、手遅れになる前に塗装を行ないましょう。

屋根が反っている

スレート屋根が反ってきている場合は塗装の時期が来ています。 防水性がないスレートは雨水を吸収して膨張しますが、乾燥時は日光に当たっている表面から乾くので スルメを焼いたときのように反ってしまうのです。スレート屋根は元々がとても硬くて丈夫な建材なので、 反っているということはかなり劣化が進んでいます。一度反ってしまうと元に戻ることは無く、 割れやすくなってしまうので、反る前に塗装を行うことが重要です。

セメント瓦

変色、色あせ

セメント瓦の表面が色あせて、くすんで見えます。 日々の紫外線や風雨により、塗装が弱り脱色が始まっている状態であり、劣化の初期症状と言えます。

カビ

瓦の表面にある、茶色っぽいブツブツです。セメント瓦が水分を含んでジメジメした状態になると カビの胞子が付着して根付いてしまうのです。表面の防水性が切れてしまっている証拠ですので、 見つけたらすぐに塗装を検討しましょう。

瓦の表面に発生します。カビと同様に瓦の防水性が低下し、水分を含みやすくなっていることが発生原因となるので 繁殖が広がらないうちに塗装を行いましょう。

ひび割れ、欠落

厚みがあるセメント瓦も、経年劣化でひび割れてしまいます。 セメントは水を吸うと膨張し、乾くと収縮するため、その動きで負荷がかかるためです。 ひびは、塗装の防水性が切れてからしばらく経っている状態で放っておくと、やがて欠落につながります。 塗装メンテナンスを早急に検討する必要がございます。

モ二エル瓦は特殊な施工を要するのに加え、現在モ二エル瓦自体が市場に出回っていません。 モ二エル瓦を塗装する必要が生じた場合、それを専門にしている業者に相談してください。

ガルバリウム鋼板

色褪せ

新築時と比べて色が褪せ、薄くなっている状態です。早急に塗装が必要な状態では無いものの、放置しておくと塗装では直せないような症状になります。

浮き

雨漏れの原因になります。屋根の吹き替え、重ね葺き(カバー工法)が必要になります。

赤サビ

サビは徐々に広がっていくのである程度広がる前に対処しなければサビの取り除きと塗装の作業量が増え、塗装コストが高額になってしまいます。

白サビ

基本的な特徴は赤サビと同様です。広がってしまう前に早めに対処しましょう。

まとめ

この記事では塗装の必要性、壁や屋根の種類ごとの塗装を行うタイミングについて書かせていただきました。 塗装は高価な買い物であり、異変や症状に気づいていてもつい放置してしまいがちです。 しかし対処が遅れれば遅れるほど被害は甚大になり、塗装では済まず屋根の葺き替えや外壁の張替えなどでコストも増加してしまう可能性もあります。 ご自身の大切なお家を守るため、適切な塗装のタイミングの把握と定期的なセルフチェックが非常に重要です。

また、前回の塗装からすぐにこのような症状が発見された場合、施工保証の範囲内で補修できる可能性があります。 詳しくは施工を実施した塗装業者にご確認ください。

以下の記事でも塗装や塗料の各テーマについて詳しくご説明していますのでぜひご覧ください。 ご自宅の壁にベストマッチするのは?「壁と塗料の相性」 こんな塗装っていくらするの?「塗装の相場」 こんな時どうしよう、、、「よくある塗装のトラブル」
何かご質問・ご相談等ございましたら、塗装専科までお気兼ねなくご連絡くださいませ。

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